基本的な考え

2001年に初当選して以来、約20年間、市民の皆様のために税金がどのように使われているかをチェックしてきました。 地域の要望を市役所に届けてインフラ整備を行い、行政のIT化を進め、行財政改革をはじめとした多くの課題解決に挑戦してきました。

2020年に世界中を襲った新型コロナウィルス感染症により、これまでの生活が一変しました。 新しい生活様式を取り入れながら経済活動を再開させることが求められています。 まさに、新型コロナウィルス感染症対策は待った無しの状況です。

2025年に大阪万博が開催されます。 この万博が目指す持続可能な開発目標（SDGs）の達成や国家戦略であるSociety5.0の実現させなければなりません。 そのためにも、野心的な目標を掲げ世界中の英知を結集し困難な社会課題を解決を目指すムーンショット型研究開発制度を推進する必要があると考えます。

これからの行政サービスは本当に市役所に出かけなければならないのかが問われています。 電子申請や脱ハンコ社会、スマホ納税等が現実身を帯びています。 行政サービスを低下させることなく地域を維持していく仕組みが公民連携だと考えます。 行政主導から民間の英知を集めた低コストで持続可能に運営できる施設整備を導入する必要があると考えます。

「誰もが安心して暮らせる街」を実現するためには、市民の皆さまの叡智が必要となります。 私たちの子どもや孫に「大分市に住んで良かった」と言える街を共に創っていこうではありませんか！

安部たけひろ

政治を志した理由

昭和52年2月・1977年（15歳）
大分市議会議員選挙で父「安部たけし」初出馬・初当選
当時、中学3年生で高校入試を控えていた私にとって驚きな出来事でしたし、よもや自分が議員になるとは考えていませんでした。

平成2年3月・1990年（28歳）
衆議院議員選挙で「衛藤せいいち」氏 初当選
「衛藤せいいち」さんの衆議院議員秘書として東京都永田町の衆議院会館で勤務し、主に運転手をしていました。 当時はカーナビもなく地図を頼りの運転でした。 東京はバブルの真っ最中、九州清和会秘書会を立上げ若くて苦労している仲間と語り合い、中には地方議員を目指す方もいました。

平成3年4月・1991年（29歳）
大分県議会議員選挙で兄「安部せいゆう」初出馬・初当選
大分県議会議員選挙で平成2年末、兄の県議会議員出馬準備のため急遽大分に戻り、選挙を手伝い無事に初当選させていただきました。 これで議員を目指すことはないと思い、実家の家業である「豊後木材市場」を継ぐことにしました。

平成5年7月・1993年（31歳〜）
将来の大工不足を見越した新規事業として、挾間町三船に木造住宅の骨組みをコンピュータ制御で加工する「プレカット工場」を建設しました。 仕事柄住宅に興味が湧きテーマを探していました。 その時に話題になっていたのが「シックハウス症候群」でした。 母校である福岡大学須貝教授が開催していました「九州住まい作り研究会」の門戸を叩き勉強させてもらいました。
いろいろなことを考えましたが、人間・地球・森林の健康バランスを保つことをテーマとした住宅を目指し、木材の生育年数以上に長持ちする住宅の研究を開始しました。 構造材を意匠として設計することで生産合理化と強度確保を図ることに着目しました。 日本全国を初めアメリカ・カナダまで視察を行い、多くのことを勉強させていただきました。
高度成長期に建てられた住宅の耐用年数は20年前後であり、スクラップアンドビルドを繰り返し気候変動を起こすような伐採過剰を引き起こしてはいけないと考えるようになりました。

平成12年9月・2000年（37歳）
第51回全国植樹祭の関連事業として全国林業後継者大会が開かれました。 CWニコルさんらとパネルディスカッションに出演しました。
私は木材の持つ可能性を信じようと訴えました。 木材の持つ特性を活かし生育年数以上に長持ちする使用法を考えていくことを発言しました。

平成13年2月・2001年（39歳）
大分市議会議員選挙に初出馬・初当選
父「安部たけし」が6期24年間務めた大分市議会議員を引退することになりました。 後援会の方々とお話をする中で地域の代表者として、各方面の皆様方からご支援をいただくこととなりました。 これまでの続けてきた仕事に未練があり随分と考えましたが、後継者として出馬する決意を固めました。 身に余る得票をいただいて初当選させていただきました。ありがとうございました。
以来、連続5期20年、市政発展のため地域課題の解決のために皆様方の声をお聞きし実行してまいりました。これからもあらゆる課題にチャレンジしてまいります。

主な経歴